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2017.03.25

わたしだけの「5」

子供たちが成績表を貰ってきました。

思ったような結果ではなかったみたいです。

良い成績もあれば、苦手な科目もあるようです。

5段階評価

昔、自分が子供の頃も、クラスにオール「5」をとる優等生がいました。

さすがに、マネはできないけれど、できるだけ「4」はとりたいなぁと思っていました。

もちろん「2」もありましたが、得意なのは体育と国語でした。

できるだけ多く「4」があるといいなぁと思っていました。

社会にでると、成績表ってないし、でも人からの評価は気になるのかもしれません。

以前は、お店のスタッフを、美容師として育成する上で、技術力や接客力、人間性、感性、持続性など、様々な角度から、その人の評価をみていました。

もちろん、バランスよく、どのカテゴリーもオール5とはいいませんが、オール4のレベルの人財を育てたいと思っていました。

しかし、すべての人を、会社が定める基準のオール4に育てるのって、難しいしですね。

中にはバランスの良い人もいますが、個性やその人らしさ、その人のウリは、それぞれバラバラです。

多くの人は、自分の本当の長所、ウリ、自分らしさに気づいていません。

そこを発見できて、人とは違う自分にしかない、自分らしい得意技を磨いていきば、これだけは誰にも負けないという、自分の強みになります。

しかも、得意分野なので、磨きがいもあるし、やっていて楽しいのです。
体育が得意な人は、体育の時間が楽しみでしょうがなかったはずです。

そうやって磨いていった自分の得意技は、いつしか「5」になるのではないでしょうか?

私だけの【5】を育てる

これだけは誰にも負けないという、私だけの得意技を「5」になるまで磨いていく。

そして健全な職場で、健全な仲間のいるチームは、様々な「5」を持った人間が集まり

個性を大切にしながらも、支え合うので、結局チームでいえば、「オール5」になっています。

一人一人が自分の個性を磨き、支え合い、補い合って、同じゴールを目指している

そして、共に学び、共に成長する仲間がいる

人間は人間でしか磨かれない

わたしだけの「5」を共に磨き合っていきたいですね。